コラム
2024年02月09日

保育士の採用動向は?保育園の求人でチェックしたいポイントを解説

保育士の採用動向は?

保育士になりたいと思っている方も多くいらっしゃるでしょう。そのような人にとって気になるのは、やはり保育園の募集がどの程度行われているかという点です。保育園の求人動向ですが、決して少なくありません。売り手市場といえるので、働きやすい職場を見つけることも可能です。ここでは保育園の求人でチェックしておきたいポイントについてまとめました。

【2023年最新】保育園の求人動向

まずは2023年における保育士の求人動向について解説します。地域によって若干差があるものの、全般的に高い需要で推移しているといえます。

2~3倍で推移している状況

2023年4月時点における保育士の有効求人倍率は、3.30倍でした。2023年に限らず直近5年間の有効求人倍率を見てみると、大体2~3倍で推移していることもわかります。つまり保育士1人に対して2~3件の求人がある計算です。なお全業種・職種の平均の有効求人倍率は1.35倍でした。こうしてみると、保育士の需要の高さがわかるはずです。

保育士需要が高い理由

なぜ全般的に保育士の需要が高止まりしているのか、まず保育に対するニーズが高まっているからです。時代が変化して核家族化が進み、共働き世帯も増加しています。夫婦ともに仕事に出ている、近くに子どもを預けられる人もいなければ保育園に面倒を見てもらおうとなるわけです。

保育需要に対応すべく、保育園の建設ラッシュが都市部中心に進んでいます。また既存の園でも園児増加に対応するため、保育士の定員を増やしているところも少なくありません。保育園の絶対数が増加した、既存園も保育士の募集を拡充しているので高い求人倍率で推移しているわけです。

 

保育士の仕事の見つけ方

保育士の有効求人倍率が高止まりで推移しています。ですから探そうと思えば、保育士の仕事は十分見つけられる状況です。では具体的にどう仕事探しをすればいいか、いくつか求人探しの方法があるので主な手法についてここで紹介します。

求人サイト

保育士に限らず、多くの求職者が利用している方法です。パソコンやスマホでいつでも最新の求人情報をチェックできます。もし保育士の仕事を探したければ、保育士に特化した求人サイトを探すのがおすすめです。保育園と太いパイプを持っているので、他では掲載されていない求人案件が出ている場合もあります。選択肢が多いので、より自分の希望する条件の募集を見つけられるわけです。

人材紹介サイト

エージェントがついてくれ、皆さんのキャリアや希望する職場をヒアリングし、それに該当する求人を紹介してくれるサービスです。プロのエージェントが求人探しをしてくれるので、満足度の高い就職・転職ができるのはメリットといえます。求人紹介だけでなく、履歴書などの添削や面接対策など幅広いサポートを行ってくれるところも少なくありません。これだけの手厚いサービスが受けられて、無料で利用できるのもおすすめポイントです。

保育所支援センター

保育所支援センターは都道府県や地方自治体が運営している施設です。保育士資格を持っているけれども実際に働いていない人材に関する相談や支援の受付を行っている、いわば保育園に特化したハローワークといえます。

 

保育園求人のチェックポイント

保育士は近年売り手市場になりつつあります。ですから満足できる職場を慎重に見つけたほうがいいでしょう。そこで保育園求人の中でも何をチェックすればいいかについて解説しますので、参考にしてください。

園の方針

保育士で転職・離職する理由の中でも結構多いのが「園の方針に合わなかった」というものです。そこで保育園がどのような保育方針を打ち出しているのか、求人情報で確認したほうがいいでしょう。保育士にはそれぞれ、理想の保育スタイルがあるはずです。求人情報の中でも仕事内容はPRポイントに方針が反映しやすいので、必ず目を通しておきましょう。

残業

残業や休日出勤の多さも確認しておきたいポイントの一つです。保育園の場合、運動会や保護者会などが土日に入る場合もあります。また残業や持ち帰り仕事の多い保育園もあるかもしれません。ワークライフバランスを重視しているのなら、残業が少なく、持ち帰りの仕事のない保育園を探してみてください。持ち帰りの少ない保育園では、求人情報に「持ち帰りなし」とアピールしているはずです。

給料

言わずもがなで就職・転職する際に目にするポイントでしょう。給料の良し悪しだけでなく、各種手当がどうなっているかもチェックしましょう。住宅手当や家族手当をつけている保育園も多く、月数万円の手当がつけば、それだけでもかなりの所得になるはずです。また残業代についてもチェックしておくべきです。求人情報によっては、固定給の中に一定の残業代の含まれている場合もあります。

 

まとめ

少子高齢化の進んでいる日本ですが、保育士のニーズは高止まりしています。核家族化や共働き世帯の増加など、ライフスタイルの変化で子どもを保育園に預けたいと思う親御さんが増えているからです。保育園の求人も活発に出ているので、売り手市場といえます。求人情報をよく見て、自分の理想の職場に近い保育園を見つけてみませんか?

「株式会社ASPEN」でも保育士の募集を積極的に行っています。ICTを駆使することで、残業ゼロを推進していて働きやすい職場づくりに努めております。興味のある方は是非お問い合わせください。